1月18日(木) 1年生が「バックキャスト思考」(キャリア教育)について考えました。
2050年の種子島において活躍する生徒を育てる「キャリア教育」の一貫として、芝浦工業大学との中大連携を行っています。この日は、栗島教授・谷田川教授に御来校いただいて、1年生の授業を見ていただきました。「バックキャスト思考」とは、理想とする未来を達成するために、現在から未来に至る筋道を考えていく思考のことです。中学1年生にとっては、初めてですが、本校3年間のキャリア教育の基本となるものです。本日は、その学習の第1時間目としては、十分に理解して取り組んでいたと芝浦工大の先生から評価をいただきました。
「バックキャスト思考」をあみだくじを例に説明すると、5つの選択肢からバナナを考えるのではなく、ゴールのバナナから考えてゴリラのスタート地点を考えるということです。
「宇宙飛行士になるために何が必要か」→「 」→「 」→「現在、何をしなければならないか」
「宇宙飛行士って何歳までなれるのかなぁ?」
「じゃあ、その何歳がゴールだね」
「どんな資格が必要なのかなぁ」
「その資格はどうやって取るの?」
「宇宙飛行士」について考えた後は、実際に自分の将来の夢の実現のために「バックキャスト思考」で考えました。
1年生は、まだまだ「キャリア教育」は始まったばかりです。2年生、3年生も同じような学習を積み重ねて、それぞれ自分の進路についてステップアップしています。