各学年と生徒会を代表して4名の生徒が、学習や学級での活動・部活動など個人の取り組みに関することや、体育大会や学習発表会、生徒会の引き継ぎなど学校・学級・生徒会の取り組みに関することを振り返り、冬休みの目標を述べました。1年生は、2、3年生を見習いながら確実に成長しています。2年生も種子中の「心臓」としてのプレッシャーを感じながら種子中の「頭」となるに向けてかなり成長した2学期でした。3年生は、大きな2つの行事を成功に導き、受験に向けて邁進しようとしています。生徒会は16代の「伝統と革新」から、17代の「もっと!で、笑顔に」を新たなスローガンにして、種子中を次のステップに引き上げるべくスタートしています。
校長先生からは、『種子中生は、代表の生徒がいつも立派な発表をして、またその発表を聞くみんなの姿勢も素晴らしい。自然と心のコップを上向きにしているからコップがすぐにいっぱいにします。コップの大きさは人それぞれですし変えられます。いっぱいのコップを大きくすると入る量に余裕が出るので、またいっぱいにすべく次への成長に向かって動くことができます。3学期も成長してください。』とエールが送られました。
1年代表 林田七海さん
2年生代表 日髙夢乃さん
3年代表 西田一翔さん
生徒会代表 副会長 橋元恒志郎さん
事前に西之表市内の山や海から孟宗竹や真砂土などの材料集め、この日の朝から「おやじ・おふくろの会」が中心となって門松を作りました。部活動の生徒たちも、真砂土の選別を手伝いました。門松のひとつひとつの製作過程に、会員の方々の熟練の知識や技があり、昨年度より約1時間早く立派な門松が完成しました。門松の3段目からの竹の長さは、切り口までが吉松孝展校長の身長と同じで、切り口の長さは、種子中生の伸びしろを表しています。材料の提供や準備、製作に携わっていただいた方々に感謝申し上げます。
種子中もいよいよ2025年を迎えます。
種子島新生社印刷の田屋光二さんをお招きして、「逆境を生かす」の演題で、講話と走高跳の実演をしていただきました。
田屋光二さんは、幼少の頃に左足を切断する事故に遭いながらも、右足や両手で活動的に過ごし、現和中学校時代に片足で走高跳を150センチ以上跳んだことで周囲を驚かせ、その後、県や全国の身体障害者スポーツ大会にも数多く参加して上位入賞を果たし、走高跳・走幅跳はともに日本記録保持者です。1994年には日本代表として走高跳・走幅跳でパラリンピック(ドイツベルリン)にも出場しました。
御自身のエピソードをお話しになったあと、体育館の中で実際に走高跳の実演をしていただきました。日本代表のユニフォーム姿に生徒全員が熱い視線をおくり、片足での跳躍に感嘆の声があがりました。
実演のあと、後輩となる中学生に、「夢は大きく持とう、夢を掲げることが大事、その夢を叶えるための過程も大事」と語ってくださいました。田屋さん自身も競技を始めた頃に、3つの目標をたて、すべて達成しています。
最後に生徒を代表して、生徒会学習部長の古田紗那さんが講演を振り返り、お礼のことばを伝えました。
『逆境を生かす』田屋光二
生きているといろんなことがある
楽しいこと嬉しいことばかりじゃない
つらいことや苦しいことの方が多いのかもしれない
そんなときはきっと自分が試されているんだと思う
できない理由を考える前に
「どうやったらできるんだろう」って考えてみる
できないかどうかなんて
やってみなくちゃわからないんだ
やる前の人生とやってみた後の人生は絶対に違う
これからもたくさんつらいことや苦しいことがあるだろう
それを自分のエネルギーに変えられるかどうかは自分次第
そして それを支えてくれる人たちがいることに感謝したい
ハローワーク熊毛の原さんをお招きして、「職業に興味を持ってほしい」「目指す職業を見つけてほしい」を軸に、講話をいただきました。
中学校卒業後、人生のおよそ7割以上の時間、「職業」に関わります。「何のために働くのか?」正解があるわけではありません。
「お金のために働きますか?」お金は大事ですよ、毎日3食食べるためにいくら必要ですか? 暮らす家も家賃とか光熱費とか必要ですし、好きな服を買うお金も必要です。
「誰のために働きますか?」自分のために?家族のために?
「何をして働きますか?」目指す職業は、見たり聞いたり家族などが就いている職業とかしか考えないことが多いですが、職業は17,000種の職業があると言われています。知っている職業は一部でしかないので、よく調べてみると自分に合っている職業が見つかるかもしれません。自分の好きなこと、夢、得意な分野・教科から、興味のある職業とその職業に就くための道筋を見つけてください。
あなたたち中学1年生には、これからの学校生活で、まず勉強を頑張ってほしいと思います。勉強をすれば、間違いなく将来の就く職業の選択肢が増えます。勉強をしていないと、就きたい職業があっても資格・技能・経験などが必要になって、スムーズな進路選択ができません。まずは、備えて勉強を頑張ってください。
また、どんな職業でもコミュニケーションが大事です。学校の行事や活動の中で、「コミュニケーション力」を身に付けましょう。「整理整頓」も大事です。整理整頓ができていないと、仕事の効率を悪くしたり大事なことを見逃したりします。苦手にしている人は、常に意識できるようにしてください。また、仕事では「時間を守る」「約束を守る」ことも大事です。期限や約束を守れないことは、仕事ではあってはならないことです。
1年生は今回の講話を参考にしながら、これからさらに、進路や職業について「キャリア教育」学習を進めていきます。
種子島税務署の署長さんにお越しいただき、全校集会で直接賞状を授与していただきました。種子中は、令和5・6年度の租税教育推進校です。租税教室や財政教室で税について学んだり、中大連携のキャリア教育では2050年の種子島について考えたりしています。今年も税についての書道や作文をたくさんの生徒が応募してくれました。受賞した生徒の皆さん、おめでとうございます。
【作文】 日本税理士会連合会会長賞 橋元 祐奈 さん
種子屋久納税貯蓄組合会長賞 市之瀬 優愛 さん
【書道】 税務署長賞 市之瀬 優愛 さん
種子屋久納税貯蓄組合会長賞 德永 茉優 さん
種子屋久納税貯蓄組合会長賞 古田 海里 さん
元ウォルト・ディズニー・カンパニー シニアプロデューサーの大畠崇央氏により、「夢を叶える3つの魔法」という演題で、興味深い映像を使いながら、西之表市民会館で講演をしていただきました。テンポよい話や問いかけがあったり、クルーの船長やアニメの声優への挑戦に生徒や先生がチャレンジする場面があったりして、約1時間半の講演時間があっという間に過ぎました。主体的に相手の立場に立って物事を考え、目的をもとに行動し、たくさんの楽しい体験をし、いろんなことに「私がやります」と手を挙げることで、「『夢は叶う』もし君が夢を追い続けるならば」と生徒にエールを送りました。最後は、生徒を代表して生徒会副会長の稲森大翔さんがお礼のことばを伝えました。いろんなことに日頃から「一歩前へ」進もうとする種子中生に、たくさんのヒントをもらった講演会でした。
12月4日(水)
6校時をカットします。
帰りの会終了 15:00
バス1便は 16:10 → 15:10 に変更
12月5日(木)
6校時を実施します。
帰りの会終了 16:00
バス1便は 15:30 → 16:10 に変更
11月27日(水)に、JICA海外協力隊を経験された佐藤貴之さんが来校され,2年生に講演会をしていただきました。
佐藤さんが協力隊の活動としてカンボジアでの野球指導をした経験から,海外の事だけではなく,今後の進路のことなど多くのことを学ぶことができました。
現在,総合的な学習の時間や学活の時間に,自分のキャリア軸を考えたり,職業調べをしたりしています。今回の佐藤さんの話から,将来のことを考えるヒントをもらいました。これからの自分,そして3年生への進級に向けて,今後の自分についてまた少しずつ考えていきましょう!
11月26日(火)に、西之表市社会福祉協議会会長の種子島さんにお越しいただき、第16期生徒会・第17期生徒会の生徒会役員が合同で行った「赤い羽根共同募金活動」で、集まった募金の贈呈式を校長室で行いました。
第17期生徒会の 生徒会長 小川明凛 さん・副会長 古市頼陽 さん・書記会計 北畠栞結 さん が代表して募金を渡しました。種子島さんからは、お礼の言葉や共同募金の意義等についてのお話をいただきました。